自己破産の弁護士費用~報酬などの費用はどのくらい?どう返済する?

弁護士費用

自己破産は弁護士さんにお願いしたいけど費用がどうしても不安・・・こんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、自己破産にかかる弁護士費用の全貌を明らかにします。いくら程度になって、どう支払うか?正しい知識を身に付けましょう。

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自己破産は弁護士に依頼したいけど・・・

借金問題に悩まされた方が最後に行き着く手続きが「自己破産」になります。

自己破産することで借金を返済する法的な義務がなくなり、生活を再スタートさせることができるのです。しかし、自己破産は裁判所に認めてもらわなければなりません。裁判所での手続きになるため、どうしても専門知識が必要となってしまうのです。

ここで頼りたくなるのが法律の専門家である「弁護士」です。とはいえ、弁護士と聞くと高額報酬を請求されるのでは?といった不安を抱く方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、自己破産を弁護士に依頼した場合の費用についてご説明していきます。

自己破産の弁護士費用はどのくらい?

早速ですが、自己破産にかかる弁護士費用の相場は20~40万円程度です。もちろんあくまでも相場なので、20万円より安く済むこともあれば、40万円以上かかってしまうこともあります。では、なぜこんなに幅があるのでしょうか?

報酬額は自由に決められる

実は現在、弁護士は自ら受ける業務の報酬を自ら決めることができるのです。

以前までは、日本弁護士連合会が報酬規程を定めていたのですが、平成16年に撤廃され、事務所ごと、弁護士事に自由に設定できるようになりました。

これが報酬に幅がある理由となっています。

といっても、不当な高額請求をされる心配はほとんどありませんし、事前に料金体系についてしっかりと確認していればトラブルになる心配はありません。

以下で説明する自己破産時の報酬の内訳についてよく理解し、なににどれだけ費用がかかっているのかを把握できるようになりましょう。

自己破産で弁護士に支払う費用の内訳

自己破産を弁護士に依頼する際、支払うことになる費用は主に3つに分けられます。

  1. 手金
  2. 実費
  3. 成功報酬

一般的に自己破産においては、上記以外に費用請求されることはありません。

以下にてさらに詳しく見ていきます。

なお、相談料については弁護士に依頼する前に発生することになりますが、現在、自己破産の相談時に相談料を取っている事務所は少なくなってきました。無料法律相談をうまく利用し、費用をかけずに弁護士からのアドバイスをもらいましょう。

1.着手金

着手金とは、弁護士が事件に着手する際に支払われるお金のことです。着手金の相場は、0~30万円となっています。

0円という金額に驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、自己破産という手続きはお金に余裕のない方も利用する手続きです。初めからお金を用意できない方のために、着手金を0円としている事務所も中にはあります。着手金を0円にした分、以下で説明する成功報酬を多くとって、採算を取っているというわけです。

2.実費

実費については、正確にいえば弁護士に対して支払われるお金ではないのですが、自己破産のために実際にかかった費用として請求されるケースがほとんどです。

稀に、着手金や以下で説明する成功報酬に含むとしている事務所もあります。

なお、自己破産における実費としては、債権者や裁判所とのやり取りに必要となる郵便切手代として数千円、申立書を提出する際に貼付する収入印紙が数千円、裁判所に納めることになる予納金が数万円(処理状況によって大きく異なる)、弁護士が裁判所に行くために必要となった交通費・日当(弁護士毎にまちまちなので必ず確認)などが含まれます。

3.成功報酬

成功報酬とは、自己破産が裁判所に認められた際に支払われるお金です。一般的な相場としては、0円~30万円となっています。

ここでも0円という数字が出てきましたが、これは着手金を事前に取っていた場合に成功報酬までは請求しないという事務所があるためです。これとは逆に、着手金が0円だった場合にしっかりと成功報酬を請求するという事務所も当然あります。

重要なのは総額いくらになるのか

上記のように、自己破産の費用は大きく3つの項目で構成されています。

ここで重要になってくるのが、「総額がいくらになるのか」ということ。着手金0円と大々的に宣伝しているからといって必ずしも総額が安いとは限りません。たとえ着手金が0円でも成功報酬が40万円と相場より高く設定されていれば、実際に支払う金額は、着手金20万円成功報酬なしの事務所のほうが低く抑えられます。

弁護士費用が気になる方は、どの名目でいくら支払うのかについてよく確認し、総額がいくらになのかという点をしっかり確認してから決めると良いでしょう。

自己破産の弁護士費用、一括で支払えない場合は分割に

冒頭でも触れたように、自己破産にかかる弁護士費用の相場は総額で20~40万円程度です。しかし、これほどの金額を一括で支払えない方がいるのも事実。こういった場合は、一括で支払えないことを伝え、分割にしてもらうよう相談してみましょう。

自己破産の場合、経済的余裕がほとんどないケースはめずらしくないため、ほとんどの事務所、そして弁護士が分割払いに応じてくれます。見栄などは張らず、正直に支払いが苦しいと伝えてください。

自己破産を弁護士に依頼すれば返済がストップする

特に、着手金については分割での支払いを採用している事務所が多くあります。

自己破産手続きがスタートしたということは、借金の返済がストップするということ。今まで返済に充てていたお金の一部を、着手金の分割払いに充てられるというわけです。

もちろん成功報酬についても分割払いを採用している事務所が多くあるため、相談してみる価値は十分にあります。

毎月の支払い額は相談で調整

では、毎月の支払い額はいくら程度になるのでしょうか?

こちらについては特に決められているわけではありません。依頼者の方の経済状況は人によって千差万別であるため、事情に応じて個別に金額が決められていきます。
たとえば、自己破産を依頼してからすぐは返済がストップしたとしても経済的余裕がなく、数千円程度しか支払えないケースも当然あります。その場合は、少し期間を置いてから増額して支払っていくといった方法も相談次第では可能となっています。

支払いの確認は必ず依頼前に

とはいえ、どこまで応じてくれるかは弁護士次第となっていますので、相談の段階でどの程度までなら応じてくれるのかについて、必ず確認しておきましょう。

一度依頼をしてしまうと、原則、支払った着手金はかえってきませんし、途中まで進めたとして手続きが完了していないのに費用を請求されることもあります。

こういったお金のトラブルに巻き込まれないためにも、支払いの確認は必ず依頼前に済ませ、双方納得した上で手続きに着手してもらってください。

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